本文へスキップ

　感泣亭

schedule

小山正孝の詩集

　詩集名   　　　　　　　　　作品名
 雪つぶて 水の上　　亡日　　歩道　　冬の歌　　街にて
手負ひ　　歌姫　　海辺　池　　初秋   枝　　夏
折にふれて　　路上　　小曲　　小曲　　秋
星　　湯島　　人に　　人に　　人に　　思ひ出
倒さの草　　雪つぶて
物語　　河原　　夜
 逃げ水   　　　　　　　　 草ノ葉末ヲ、ヒョロヒョロ水ノ流ルルガ
　　　　　　　　　如ク見ユルナリ。到レバナクテ、又、遥
　　　　　　　　　ナルカタニ見ユ。
　　　　　　　　　　樹液の　から

私の指に　言葉を　青い麦畑の中で　お前に逢ふてだては
お前のことを　ナルチスⅠ　ナルチスⅡ　ナルチスⅢ
ナルチスⅣ　ナルチスⅤ　逃げ水Ⅰ　逃げ水Ⅱ　逃げ水Ⅲ　
蟬のいつぱい　二人は　ここでくちづけを　さまよひ歩く
外套のえりを立てて　樹液の　アフガニスタンには
美しい唄　小曲　願ひ　眞晝　一日　その人の　ある汽車
飛行場　開業広告　肖像　詩人の教へ　疲れた昼　道
宝石　その時Ⅰ　その時Ⅱ　その時Ⅲ　晩秋　栗の木　墓地
扇Ⅰ　扇Ⅱ　木の芽のことも　古代の森林の　その日の午前の
お前の居なくなつた室に　道には新しく　椅子の下には
たとへこの室を　目を細めてじいつと　いつもそこだけを　
さびしかつた土曜日　ストリントベルクⅠ
ストリントベルクⅡ　オルフオイスⅠ　オルフオイスⅡ
オルフオイスⅢ　オルフオイスⅣ　オルフオイスⅤ
愛しあふ男女 愛しあふ男女　
 山の奥 山の奥　　目撃者 　夜の歌　　井田川　　中空のもの　　
内面のもの　浮かぶもの　　迷路　　目で　　心は　　手に　別々帳　　山中饒舌　　山中饒舌　　山中饒舌　　山中饒舌
山の奥　　山の奥 
 散ル木ノ葉 四重奏
散ル木ノ葉　１つきはなせば　２両手を　３雪の山が
散ル木ノ葉　１彼はゆつくりと　２一本の木を　３男ばかりで
散ル木ノ葉　１彼ハコップヲ　２五発ノ弾丸ヲ　３緑色ノ路面電車ニ
散ル木ノ葉　１人間くさいにほひを　２君の土色の　３隊列の彼等は
庭　　
散ル木ノ葉　１階段をのぼつて　２赤ら顔の　３頼光は
散ル木ノ葉　１或る朝は　２杉の木の　３彼は
散ル木ノ葉　１西洋菓子の　２夜になつても　３山肌は
殺風景
草狂ひ
草狂ひ
着色山水　１虎が　２このあひだ君と　３限りなく
着色山水　１晴れると　２男と女を　３求めても
着色山水　１あの水を　２木のあひだを
残念無念集　１二人の女が　２夜半の月の　３彼が僕の方を
残念無念集　１はじめて自分で　２川岸は　３夕やみの
残念無念集　１両側から　２彼は石である　３円柱の
山中輪廻
海辺涅槃
風毛と雨血  空間的　流動的　集中的　不確定　不確定
不確定　不確定　怪石記　風毛と雨血　蝶と野火
夕方の強羅　くりかへし　石画記　盆景記　假山記
 山居乱信 山居乱信　カバン　頓死　夕方の田園調布　
夕方の九品仏　帰国後の雑詠四編　悼亡詩　
透明遊戯　ある体験　　累卵　
山居乱信　山居乱信　山居乱信　山居乱信　
チヨビ髭　　秒針
モーニング・コール
十二月感泣集 五月感泣集
九月感泣集
あひびき
あひびき
あひびき
くちづけ
痛み
夕方の渋谷百軒店
池での事
船での事
庭での事
ある庭園での三つの思ひ出
十二月感泣集
十二月感泣集
十二月感泣集
十二月感泣集
十二月感泣集
 未刊ソネット集 風はやさしく吹いてゐたらうか　　閉ぢこめられた雨の日に
誰が一番好きかと聞かれたら 　昨日のことが遠いことのやうに
戸を開けると中から　　　小雨が　ひたひをぬらしてゐる
片隅に坐つて 　置き去りにされたやうな
ほんたうだらうか　お前が 　誰が乗つて走つてゐるのか
むき出された傷を 　君の手が私の肩に
はずかしさうにうつむいて 　片隅に坐つて【重複？】　　
迫つて來る日數
 その他 ポンペイ　　ポンペイ１　　ポンペイ２ 






























感泣亭



管理人：小山正見
oyamamasami@gmail.com